制御システムセキュリティに関する学会情報

     
ここでは、制御システムセキュリティについて発表されることが多い学会(カンファレンス)情報について掲載しています。
最新のセキュリティ動向や技術を学ぶには、学会での講演、論文、発表資料等を調査することが非常に重要です。
  
学会には、大きく産業系と学術系に分類することができます。産業系の学会は、主にセキュリティベンダ等の企業が中心となり研究内容や調査内容を発表する学会です。発表内容には攻撃者動向や最新の攻撃手法等が中心となっています。デモ展示やトレーニング、CTF 等も同時に開催されることが多いです。
  
学術系の学会は、主に大学が中心となり研究内容を発表する学会です。発表内容は多岐に渡っており、どちらかといえば防御手法についての割合が多い印象です。
  
産業系と学術系の双方で発表するセキュリティベンダや大学の研究者も多くいます。
  
本コンテンツは、今後も継続して学会情報について追加していきます。
※学術系の学会は近日中に追加します。

   

産業系の学会


学会 概要
ICS Cyber Security Conference SecurityWeek 主催の学会であり、制御システムセキュリティに特化しており、世界各国のセキュリティベンダーや制御システムセキュリティ担当者が最新の攻撃手法、防御手法、攻撃者動向等を講演する。年に、USA と APAC と2回開催される。
ICS Cyber Security Conference USA
毎年10月に開催
ICS Cyber Security Conference APAC
毎年4月に開催
ICS Cyber Security IQPC(アメリカ)主催の学会であり、2018年頃より毎年4~5月ごろにロンドンで開催されている。複数の制御セキュリティベンダーが最近の制御システムセキュリティの話題や調査内容について講演する。
ICS CyberSec 2019年より、People & Computers(イスラエル)主催の学会であり、毎年9~11月頃に開催している。複数の制御セキュリティベンダや制御機器メーカーが最近の制御システムセキュリティの話題や調査内容について講演する。
SCADA World Summit Equip Global 主催の学会であり、毎年、6~11月頃に開催している(年によって開催月が変わっている)。SCADA システムに関して、最新の話題やサイバーセキュリティに関する内容を講演する。講演者は、SCADA メーカーやプラントメーカーが中心である。
Kaspersky Industrial Cybersecurity Conference Kaspersky(ロシア)主催の学会であり、毎年10月~11月頃に開催している。産業機器メーカーが中心となって制御システムセキュリティに関する内容を講演する。ロシア企業の参加が多い。制御システムを題材とした CTF も開催される。
S4 Events Digital Bond(アメリカ)主催の学会であり、毎年1月頃に開催される。複数の制御セキュリティベンダや制御機器メーカーが最近の制御システムセキュリティの話題や調査内容について講演する。制御セキュリティ製品のコンペティション(制御システムに流れるパケット解析が中心)やCTFも開催される。
Asia ICS Cyber Security Conference(AICSC) ACSEED Events(シンガポール)主催の学会であり、毎年11月頃に開催している。複数の制御セキュリティベンダや制御機器メーカーが最近の制御システムセキュリティの話題や調査内容について講演する。6月ごろに制御システムセキュリティを学べるワークショップも開催している。
ICS Security Summit & Training
ICS Europe
SANS主催の学会であり、ICS Security Summit & Trainingは毎年5月頃にアメリカで開催されている。ICS Europe は毎年6月頃にドイツで開催されている。複数の制御セキュリティベンダやSANS研究者が最近の制御システムセキュリティの話題、攻撃・防御手法、調査内容について講演する。ICSセキュリティに関する実践的なトレーニングも行っており、GICSP, GCIP, GRID 認証を取得できるコースも用意されている。
IEEE SMART GRID Cybersecurity Workshop IEEEが主催する学会であり、毎年12月頃にアメリカで開催されている。スマートグリッドを中心としたセキュリティ脅威やサプライチェーンなどについて講演する。NERC やその他の国で策定されている政策基準等の内容もある。スマートグリッドサイバービレッジというスマートグリッドシステムを題材としたレッドチーム/ブルーチームの演習も開催される。
Annual Industrial Control Cyber Security Conference CyberSenate 主催の学会であり、年にUSAとEuropeで2回開催されている。制御セキュリティの最新動向や国際標準・規格に関する講演を中心としている。
USA
毎年9月頃に開催している。
Europe
毎年10月頃に開催している。
制御システムセキュリティカンファレンス JPCERT/CC(日本)主催の学会であり、毎年2月頃に東京で開催されている。国内外の制御システムセキュリティの動向や自社内での制御システムセキュリティの取り組み等の講演が中心である。
重要インフラサイバーセキュリティコンファレンス インプレス(日本)主催の学会であり、毎年2月頃に東京で開催されている。国内外の制御システムセキュリティの動向や自社内での制御システムセキュリティの取り組み等の講演が中心である。制御システムセキュリティカンファレンスと同類の講演内容であるが、セキュリティベンダの講演が多いことと、多セッション方式、デモ展示あり等、規模が大きいことが特徴である。
BlackHat UBM(イギリス:2018年にInformaに買収)主催の学会であり、年に、USA, Europe, ASIA と3回開催される。世界各国のセキュリティベンダーや研究者が最新の攻撃手法、防御手法、攻撃者動向等を講演する。近年では制御システムに関するインシデント事例や攻撃手法についても講演されることが多くなっている。
BlackHat USA
毎年8月頃にラスベガスで開催している。
BlackHat Europe
毎年11~12月頃にヨーロッパのどこかの国で開催している。
BlackHat ASIA
毎年3月頃にシンガポールで開催している。
CODEBLUE BLUE(日本)主催の学会であり、毎年11月頃に東京で開催されている。世界各国のセキュリティベンダーや研究者が最新の攻撃手法、防御手法、攻撃者動向等を講演する。日本企業が主催のため、日本企業の講演数も多い。
RSA Conference Dell(アメリカ)主催の学会であり、複数のセキュリティベンダ等が最近のセキュリティの話題や調査内容について講演する。最新の情報技術に関するセキュリティの話題が多い。制御システムやIoTに関する内容も講演されることが多くなっている。年に USA, ASIA Pacific & Japan, unplugged と3回程度開催している。セキュリティトレーニングも同時に開催されている。
USA
毎年2~4月頃にサンフランシスコで開催されている。
ASIA Pacific & Japan
毎年6~7月頃にシンガポールで開催されている。
Unplugged
毎年6~7月頃にロンドンで開催されている。
CC4ES Cybersecurity Conference for Energy Sector は、Polskie Sieci Elektroenergetyczne 主催の学会であり、2019年から開催している(6月開催)。エネルギー分野におけるサイバーセキュリティに特化したポーランドで初の全国規模の会議である。フォレンジックやペネトレーションテストのトレーニングも開催している。
EnergySec Security & Compliance Summit Energy Sector Security Consortium, Inc. が主催しており、毎年 8 月頃にアナハイムで開催される。エネルギー業界のセキュリティ動向や最新の脅威事例の発表、デモ展示などが行われる。

      

登録日時2019-05-28 22:39:01 +0900
更新日時2019-08-09 03:04:16 +0900